今月、宮城県南三陸町で採れたキノコを食べた男女3人がおう吐などの症状を訴えていたことが分かりました。気仙沼保健所は「ツキヨタケ」という毒キノコによる食中毒と断定しました。
宮城県によりますと、今月12日、知人からもらった南三陸町で採れたキノコをみそ汁にして食べた40代から70代の男女3人が吐き気やおう吐などの症状を訴えました。
その後、保健所が残っていたキノコを調査したところ、毒キノコのツキヨタケが混入していたことが分かり、症状なども一致することから、15日、ツキヨタケによる食中毒と断定しました。
ツキヨタケは見た目が食用のヒラタケやシイタケに似ているため間違いやすく、摂取するとおおむね1時間以内に吐き気などの症状が出るということです。
宮城県は、食用のキノコと確実に判断できない場合は採って食べたり人にあげたりしないよう呼びかけています。
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