首都圏で相次ぐ強盗事件を巡って、闇バイトに応じた実行役が通信アプリで「織田信長」や「夏目漱石」と名乗るアカウントから指示を受けていたことが分かりました。

これらのアカウントは複数の事件で指示役が使用したとみられ、警察は同じ指示役が広域で事件に関わったとみて捜査しています。

捜査関係者によりますと、一連の事件では秘匿性が高いアプリを使って実行犯に指示が出されていて、9月から10月にかけて発生した東京・練馬区や東京・国分寺市、埼玉県所沢市の事件では、いずれも「夏目漱石」を名乗るアカウントから指示が出ていたことが判明したということです。

さらに一連の強盗事件を巡っては千葉県八千代市の事件など4件で「赤西」を名乗るアカウントの関与が認められたということです。

そのほかにも一連の強盗などの事件では「織田信長」や「JOJO」など約30個のアカウントを使っていて、札幌市や栃木県で起きた事件にも関与したとみられています。

これまで複数の実行役が逮捕されていますが警察は指示役を解明し犯行グループの実態を掴むため、警視庁と神奈川県警、千葉県警、埼玉県警で、18日合同捜査本部を立ち上げる予定です。

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