「ブックオフ」で発覚した従業員による架空買い取りなどが、約8000万円分にのぼることがわかりました。
ブックオフグループホールディングスの堀内康隆社長は、「深くおわび申し上げます」と謝罪しました。
中古書籍などを販売する「ブックオフグループホールディングス」をめぐっては、子会社が運営する複数の店舗で、従業員による架空の買い取りなどが発覚していました。
「ブックオフグループホールディングス」は15日、特別調査委員会による報告書を公表し、架空の買い取りや現金の着服などが8100万円分確認されました。
報告書では、「組織的な不正は認められなかった」としています。
不正は全国26店舗と商品管理を行う子会社の1部門で、あわせて29件発生していました。
また、あわせて公表された2024年5月までの連結決算では、売上高、営業利益、経常利益は前年を上回ったものの、不正による損失を計上し、純利益は前の年と比べて38.4%減の17億500万円でした。
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