2023年1月に発見され、地球に接近している「紫金山(しきんざん)・アトラス彗星」が13日夜、沖縄県国頭村で確認された。国立天文台は「彗星は12日から位置が太陽から離れて夕方の西の低い空で観察できるようになる」と発表していた。

日没後、西の空の海上に浮かび上がる紫金山・アトラス彗星=13日午後6時50分ごろ(銘苅一哲撮影、180ミリレンズでf2.8、ISO1600で3.2秒間露光)

 国頭村辺戸岬近くの海岸線沿いでは午後6時過ぎに太陽が沈み、徐々に暗くなっていく中で西の空にうっすらとした彗星の筋が肉眼でも確認できた。14日以降も日が沈んだ西の空で、日没後1時間ほどの間確認できるとみられる。
(政経部・銘苅一哲)

日没後、西の空の海上に浮かび上がる紫金山・アトラス彗星=13日午後6時50分ごろ(銘苅一哲撮影、180ミリレンズでf2.8、ISO1600で3.2秒間露光) 日没後、西の空の海上に浮かび上がる紫金山・アトラス彗星=13日午後6時50分ごろ(銘苅一哲撮影、180ミリレンズでf2.8、ISO1600で3.2秒間露光)

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