高知市中心部にある観光名所「はりまや橋」の改修工事が15日から始まる。市内屈指のの記念撮影スポットだが、工事が終了する2025年3月上旬までフェンスで囲われ、通行することも見ることもできなくなる。
はりまや橋は「土佐の高知の播磨屋橋で 坊さんかんざし買うを見た」という「よさこい節」の歌詞などで、全国的に知られている。これまで何度か架け替えられており、現在の朱塗りの木製橋は、公園整備に合わせて1998年に市が設置した。完成から26年が経過し、欄干の一部が腐食しているほか、橋のたもとに「大勢での通行や飛び跳ねる行為はお控えください」という注意書きが掲げられるほど床板の経年劣化が進む。そのため、初の全面改修に踏み切ることになった。
長さ7・5メートル、幅3メートルで、実際見たときの小ささから「がっかり名所」とも言われる現在のはりまや橋。半年後には床板を取り換え、欄干を鮮やかな朱色に塗り直した新たな姿でふたたび観光客らを楽しませることになりそうだ。【前川雅俊】
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