えん罪事件をめぐる裁判に警察官が出廷し、「決定権を持つ人の欲で立件した」と証言しました。
「大川原化工機」の社長ら3人は、軍事転用可能な機械を不正に輸出したとして逮捕され、約1年後に起訴を取り消されました。
社長らは国と東京都を提訴し、東京地裁が賠償を命じましたが、双方が控訴していました。
9日に行われた控訴審には、捜査に関わった警視庁の捜査員3人が出廷しました。
1人は「捜査は適正だった」と述べた一方、別の捜査員は「捜査に問題があった」とし、立件したことについて「決定権を持つ人の欲」などと批判しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。