首都圏で相次いでいる「闇バイト」による強盗事件で、埼玉・所沢市の強盗致傷事件で逮捕された男は、犯行で使用したスマートフォンを逃走途中に大宮駅のコインロッカーに入れていたことが分かり、警察は指示役が証拠隠滅を図ったとみて調べている。

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森田梨公哉容疑者(24)は1日、所沢市の住宅で住人男性を負傷させ現金を奪った疑いで、9日朝に送検された。

その後の調べで、森田容疑者が犯行後、スマートフォンをJR大宮駅のコインロッカーに入れて逃走していたことが分かった。

このスマホは別の人物が回収していて、警察は、指示役が証拠隠滅を図るため指示したとみて調べている。

森田容疑者はこの後、仙台まで新幹線で移動した後に北海道に行き、7日に新潟県に移動して特殊詐欺事件に関わり、確保された際には別のスマホを持っていて、スマホを変えながら指示を受けていたとみられている。

警察は、8月以降に首都圏の1都4県で起きた少なくとも7件の強盗事件が関連している疑いがあるとみて、指示役の解明を進めている。

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