熊本市中央区の高齢者向け住宅で、妻を殺害したとして殺人の容疑で逮捕・送検された88歳の男について、熊本地検は嘱託殺人罪に切り替えて起訴しました。
起訴されたのは、熊本市中央区の無職、丸山 衛 被告(88)です。
起訴状などによりますと、丸山被告は9月16日の夜から17日の午前までの間に、
熊本市中央区のサービス付き高齢者向け住宅で妻・美智子さん(83)から頼まれ、
首をスカーフで締め付けて殺害した罪に問われています。
警察は殺人の容疑で丸山被告を逮捕・送検しましたが、熊本地検は8日、嘱託殺人罪に切り替えて起訴しました。
理由については「収集した証拠の評価に基づいて判断した」としています。
また、事件の数日前に美智子さんが転倒し、骨折していたことが警察への取材で新たに分かりました。
丸山被告はこれまでの調べに対し、「最近、妻が『死にたい』と漏らしていた。
妻が死のうとしているのを手伝い、自分も死ぬつもりだった」と供述しているということです。
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