おととし、宮城県内で最大震度6強の揺れを観測した地震で、大きな被害を受けた白石市の複合施設「ホワイトキューブ」の復旧工事が完了しました。
白石市の複合施設「ホワイトキューブ」はおととし3月に発生した地震でコンサートホールの天井が落下するなど、大きな被害を受けました。10月8日は全ての復旧工事が完了したことから、施設の様子が報道に公開されました。
復旧工事では法律の改正を受けて、天井部分を従来のつり天井ではなく、鉄骨にパネルを張り付ける耐震性の高い構造にしたということです。白石市によりますと、国からの補助金を含め、復旧工事にかかった費用は約19億円でした。
白石市 菊地正昭副市長
「音の残響時間を変えずに、また天井の安全性も高めることに苦労した」
10月11日には復旧したコンサートホールで、市制施行70周年の記念式典が行われる予定です。
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