ハウスキーパーが亡くなった当時の状況について、捜査で語った内容が法廷で明らかになりました。
6年前、和歌山・田辺市の住宅で、資産家の野崎幸助(「崎」は立つさき)さん(当時77歳)に覚醒剤を摂取させ、殺害した罪に問われている須藤早貴被告(28)の裁判で、8日は、検察側の証拠として野崎さんのハウスキーパーの供述調書が読み上げられました。
野崎さんの遺体は自宅の2階で見つかりましたが、調書によると須藤被告は通常、2階で野崎さんと過ごしていたものの、事件当日は、遺体が見つかる前から2階に行きたがらなかったということです。
また、その後の証人尋問でこの事情聴取を行った検察官が、ハウスキーパーが現在、認知症と診断されていることについて検察側から質問されると、「人の名前が出にくいことはあったが、かみ合わない話をすることはなかった」と証言しました。
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