札幌市で小学生の男の子が男子中学生から性的ないじめを受けた問題で10月8日、調査報告書が公表され、学校や市教委の対応の不備が指摘されました。

 「申し訳ございませんでした」(札幌市教委の担当者)


 この問題は2021年、当時小学3年生の男子児童が知り合いの中学1年生の男子生徒から市内の公園で、何度も下半身を触るよう強いられるなどの被害を受けたものです。

 男子生徒は家庭裁判所に送致され処分された一方、第3者委員会による調査が行われていました。


 8日に公表された報告書では、2人が通学路で遭遇しかねないなか、小中学校とも対応が「不適切だった」などとし、市教委については調査開始が発覚から10か月かかったことについて「ただちに調査を開始するべきだった」などと強く指摘しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。