長引く咳が特徴で子どもに多く見られる「マイコプラズマ肺炎」について、1週間あたりの患者の数が過去最多となったことがわかりました。
国立感染症研究所によりますと、9月29日までの1週間に全国で報告された患者の数は1医療機関あたり1.64人で、現在の方法で統計を始めた1999年以降最も多くなったことが分かりました。
「マイコプラズマ肺炎」は子どもに多く見られる感染症で、長引く咳や発熱が特徴です。
厚生労働省は「秋冬に増加する傾向があり今後さらに感染が広がる可能性が十分考えられる」として、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。
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