愛媛県松山市の沖合で8日未明、自動車運搬船が浅瀬に座礁し身動きが取れなくなっています。この事故によるケガ人や油の流出などはありません。

現場は松山市の中島近くにある小市島の北約300メートルの沖合。松山海上保安部によりますと、8日午前2時頃に日本郵船所有の自動車運搬船「ZEUS LEADER」が浅瀬に乗り上げました。

午前11時時点で身動きがとれない状態であるものの、船に損傷や浸水、油の流出などはなく、船の乗組員27人にもケガなどはないということです。近くにはタグボートが待機し、離礁に向けての準備を進めているとしています。

座礁した自動車運搬船は約3万8500トン。自動車を乗せ広島港から山口県防府市に向かっていました。

松山海上保安部は船の乗組員などから話を聞き、原因などを調べます。

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