カンボジアで現地当局に保護されていた、自称、仙台市の19歳の男を含む日本人12人が特殊詐欺に関与した疑いで日本に移送され逮捕されました。

逮捕されたのはカンボジアを拠点とする振り込め詐欺グループで、自称・仙台市の19歳の男を含む10代から40代の日本人12人です。

警察によりますと、12人は今年8月、富山県の40代の女性に警察官などを装い「あなたの口座にあるお金が犯罪に使われたお金かどうかの調査がしたい」などと嘘の電話をかけ、現金160万円をだましとった疑いが持たれています。警察は捜査に支障が出るとして12人の認否を明らかにしていません。

12人は特殊詐欺グループの「かけ子」とみられ、警察はグループの実態解明を進めています。

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