宮内庁は7日、上皇后美智子さま(89)が住まいの仙洞御所(東京都港区)で転倒し、右大腿(だいたい)骨上部を骨折されたと発表した。8日午前に東京大病院(文京区)で手術を受け、しばらく入院する。
宮内庁によると、美智子さまは6日夕、仙洞御所内でバランスを崩して転倒した。強い痛みがあったことから7日午後に東京大病院で検査し、骨折が判明した。頭などは打っておらず、他に負傷した部位はない。上皇さま(90)は7日夕に東京大病院を訪れ、美智子さまと一緒に医師から検査結果や治療方針の説明を受けたという。
美智子さまが入院するのは、2019年9月に左胸に見つかった早期の乳がんを東京大病院で摘出する手術を受けて以来。【高島博之】
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