燃料デブリの試験的取り出しで不具合を起こしたカメラは、復旧ができないとして交換することとなった。

福島第一原子力発電所2号機での燃料デブリの試験的取り出しは、ロボットが一度はデブリに触れたものの、カメラの映像が途切れ中断した。
カメラは強い放射線に晒されたことで、内部に電気がたまって不具合を起こしたとみられ、再起動したり強い電圧をかけたりしたものの、復旧は困難と判断。
東京電力は同じ種類の別のカメラに交換するとし、作業員の被ばくを最小限にするため作業用の部屋の小窓から交換を行う方針だが、具体的なスケジュールは検討中。

試験的取り出しの再開時期は見通せていない。

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