4日朝早く、福山市で動きだした車をとめようと、体の一部がでた状態で車を運転した男性が、道路わきのガードパイプにぶつかる事故がありました。男性は車体とドアに挟まれ死亡しました。

4日午前5時半すぎ福山市新浜町で普通乗用車が反対車線のガードパイプに衝突し、運転していた男性が車体と車のドアに体を挟まれました。
この事故で福山市沼隈町のパート元岡清一さん(80)が市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。死因は出血性ショックということです。

警察は周辺の防犯カメラの映像などから、元岡さんが現場近くでごみ捨てをするために車を止めて降りたところ、クリープ現象で車が動き出したとみています。
元岡さんは運転席のドアを開けたまま体の一部が出た状態で車に乗り込みました。
車は前進して縁石に乗り上げた後に加速し、反対車線のガードパイプにぶつかって10メートルほど擦って止まったということです。

警察は元岡さんがアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性があるとみて事故の詳しい原因を調べています。


※クリープ現象…オートマチック車で、エンジンがかかっている状態でアクセルを踏まなくても車が動き出す現象

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