客が店員に激しく怒鳴るなどのカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」を防止するため、全国で初めての条例が東京都議会で可決されました。
可決された条例では、カスハラについて、「客から就業者に対し、業務に関して行われる著しい迷惑行為であって、就業環境を害するもの」と定義しています。
そして、「何人もあらゆる場においてカスハラを行ってはならない」として顧客や事業者などに対する責務を明記しています。
罰則は設けておらず、来年4月1日に施行されます。
カスハラ防止に焦点を当てた条例は全国で初めてで、都はガイドラインやマニュアルをつくり、禁止行為の具体例を示すことにしています。
（※写真はイメージです）
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