3日午後、宮崎県小林市の民家の駐車場で、高齢男性がハサミを持った男に車を奪われました。男は盗んだ車に乗って逃走、警察は強盗事件として男の行方を追っています。

3日午後5時20分ごろ小林市真方の民家の駐車場で、この家に住む80代の男性が外出先から車で戻ってきたところ、車庫の中に潜んでいた男に車の窓ガラス越しにハサミを突きつけられ「降りろ」と言われました。
男性が指示に従ったところ、男は男性が乗っていた乗用車を奪ってそのまま逃走しました。男性にけがはありませんでした。

(近くに住む人)
「びっくりですね。何でここだったんだろうというのもありますし怖いというか。」

車を奪って逃げた男は40代から50代で身長は約170センチ、半袖のシャツに半ズボンを着用していたということです。

事件から一夜、現場から1kmほど離れた小林小学校では不安な朝を迎えました。
事件を受けて小林小学校は、3日に登校班で安全を確保しながら登校させるよう保護者にメールで連絡。
4日朝は多くの保護者が児童を車で送ったり、歩いて付き添ったりしながら登校させていました。
(小林小学校 吉井秀一校長)
「学校内の外に通じるドアの施錠し、下校指導についても今計画中です。」

警察は、防犯カメラの映像を確認するなどして犯人の行方を追っています。

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