10月2日、宮城県大崎市の廃業した宿泊施設で、建物内の電線を盗んだとして23歳の男2人が逮捕されました。同じ時間帯には別の男2人も電線を盗もうと建物に侵入していて、警察は窃盗未遂などの疑いでこの2人も逮捕しました。2組は別のグループとみられ、警察はこの施設を狙った理由などを詳しく調べています。

建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、宮城県大河原町に住む会社員の男(23)とパートの男(23)です。

警察によりますと、2人は10月2日午後9時半ごろから3日午前0時45分ごろにかけて、大崎市にある廃業した宿泊施設の建物に侵入し、電線約120キログラム(時価約6万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

事件は、付近をパトロールしていた警察官が、電線を車に積み込もうとする男2人に職務質問したことで発覚しました。警察の調べに対し、2人は「間違いありません」などと容疑を認めているということです。

事件があった時間帯には、同じ宿泊施設の敷地から別の2人組の男が逃走していて、警察はその後、宮城県亘理町に住む会社員の男(22)と宮城県名取市に住む無職の男(20)を窃盗未遂などの疑いで逮捕しました。

警察は22歳と20歳の男は、23歳の男2人組とは別グループと見ていて、なぜ同じ宿泊施設を狙ったのかなど詳しく調べるとともに、現場付近のパトロールを強化しています。

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