東京地検特捜部の検事から違法な取り調べを受けたとして、国を訴えた裁判が始まりました。

詐欺などの罪で特捜部に逮捕・起訴された「テクノシステム」の社長・生田尚之被告は、黙秘権を行使したにもかかわらず、41日間で205時間に及ぶ検事からの違法な取り調べを受けたと主張し、国に1100万円の損害賠償を求めています。

生田被告はこの取り調べで、「検察庁を敵視するってことは反社や、完全に」などと侮辱したり脅したりする発言を繰り返され、精神的苦痛を受けたなどと訴えています。

東京地裁で3日に行われた第1回口頭弁論で、国側は請求を退けるよう求めました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。