宮城県石巻市の職員による官製談合事件を受けたアンケート調査で、市の職員4人が入札情報などを業者に伝えたことがあると回答しました。

今年4月、石巻市が発注した下水道工事をめぐり、入札情報を受注業者に漏らしたとして、市の職員2人が官製談合防止法違反などの罪に問われています。

市では再発防止を図るため、対策検討委員会を設置していて、職員1247人を対象に無記名式のアンケートを行いました。

その結果、4人が「入札情報や推測できる情報を業者に伝えたことがある」と回答しました。また、13人が「ほかの職員が伝えているのを見聞きしたことがある」と答えました。

石巻市官製談合再発防止対策検討委員会 岡浩副委員長
「正直、残念だと思いますけど、これは事実として受け止め、今後大事なのは再発防止、二度と同じような事件を起こしてはならないと強く感じる」

委員会は今年度中に再発防止策をまとめる方針です。

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