トラブルで中断している燃料デブリの試験的取り出しをめぐり、ロボットのカメラ復旧に向けた作業が行われている。

福島第一原子力発電所2号機での燃料デブリの試験的取り出しは、ロボットが一度はデブリに触れたものの、カメラの映像が見えなくなる不具合を起こし中断している。

カメラは強い放射線に晒されたことで、内部に電気がたまって不具合を起こした可能性があり、東京電力は電源を切ってから再び入れ直すなどして復旧を試みている。

9月30日からは電源を切った状態で待機させていたが、3日は再び電源を入れてカメラの状態を確認する作業を行っている。直らなければ、カメラの交換も含めた対応を検討する方針で、交換する場合は1週間から2週間ほどかかる見通し。

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