「遊戯王」などのレアカードを仕入れたように見せかけ、会社の1億8000円を着服した罪で起訴されていたカードゲーム販売会社の元社長が、裁判に出頭しなかった疑いで逮捕されたことがわかりました。

捜査関係者によりますと、アニメグッズ専門店「アニメイト」のグループ会社「カードラボ」元社長の西浦恵一郎こと立花恵一郎容疑者は、2024年8月に行われた裁判に出頭しなかった刑事訴訟法違反(不出頭罪)の疑いが持たれています。

立花容疑者は起訴された後、保釈中でしたが、判決の日に出頭せず逃走し行方がわからなくなっていて、2日、宮崎県内で身柄を確保され逮捕されました。

立花容疑者は2019年からのおよそ3年間で、遊戯王などのレアカードを仕入れたように装って架空の請求書などを発行して着服し、会社におよそ1億8000万円の損害を与えた特別背任罪で去年、逮捕・起訴されていました。

横領した金の9割以上は海外旅行や高級車の購入費などに充てていたほか、ワインにも多額の金をつぎ込んでいたということで、FNNが入手した逮捕前の写真にもワインを片手に満面の笑みを浮かべる姿が写っていました。

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