マッチングアプリでやりとりした女性と会おうとした男性(31)から現金を脅し取ろうとしたとして男(26)が再逮捕されました。

住居不定・自営業の川崎凌容疑者(26)は今月8月16日未明、広島市西区観音本町の路上に駐車していた車内で、自営業の男性(31)に「これ援交ですよ。売春防止法になる。警察に行ったら罰金60万円にはなる。示談するなら、その半分の30万円でいい。明日の11時までに用意しろ」などと脅し取ろうとした疑いがもたれています。

その後、男性は警察に相談したため、未遂に終わりました。
男性はマッチングアプリでやりとりした女性と会うために、路上で待ち合わせをしていたところ、女性は現れず、面識のない川崎容疑者と出会ったということです。
調べに対し、川崎容疑者は「被害者が提案してきたことなので、恐喝したつもりはない。たまたま、その場にいた」と容疑を否認しています。

男性はマッチングアプリで売春を持ちかける内容のメッセージを送っていたとみられ、川崎容疑者がやりとりをした相手だった可能性があるとみられています。

川崎容疑者は今年3月にも別の男性に同様の犯行を行い、現金100万円を脅し取ったとして、今月2日に逮捕され、起訴されていました。

警察は被害者が後ろめたい気持ちから名乗りだせなかったケースなど、他にも同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて詳しく調べています。

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