東京都内の住宅の壁の隙間でモゾモゾとうごめく黒い影。

その正体は、シマシマの尻尾に、大きな耳が特徴的なアライグマです。

9月23日、押し入れに何かの気配を感じたという撮影者。

恐る恐る、ふすまを開けのぞいてみると、暗がりの中、奥にアライグマがいたのです。

撮影者は「びっくりですよ!なんでここにアライグマ。(アライグマに)何見てんの?って感じで見られたので」と話しました。

撮影者をじーっと見つめ時折、スーッスーッと威嚇するアライグマ。

その後、中から出てくると、アライグマは壁をよじ登り、家具の上へと移動したのです。

つぶらな瞳で見てくるアライグマに、撮影者は「触りたかったです。本当に抱きたかったけど、色々菌が付いてんじゃないかなと」と、アライグマの愛くるしい姿にメロメロになったといいますが、東京都は、近づくとかまれる危険性もあることから、むやみに近づいたりせず、発見した場合は各市町村に連絡するよう注意を呼びかけています。

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