自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、安倍派の会計責任者に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
安倍派の会計責任者・松本淳一郎被告は、派閥の政治資金パーティーをめぐり、収入と支出それぞれおよそ6億7500万円を収支報告書に記載しなかった罪に問われています。
東京地裁は30日の判決で、松本被告に禁錮3年、執行猶予5年を言い渡しました。
これまでの裁判で、検察側は、「安倍派と所属議員の利益だけを考え、国民による不断の監視と批判を顧みない身勝手な犯行動機に酌量の余地はない」などと指摘し、禁錮3年を求刑していました。
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