違法と認識しながら大麻とみられる薬物を譲り受けたとして、麻薬特例法違反の疑いで、北海道警が北見方面本部管内の警察署に勤務する男性巡査2人を書類送検していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。同期だった元巡査の男も逮捕しており、2人に譲り渡したとみられる。道警は書類送検と逮捕を公表していなかった。
捜査関係者によると、2人の書類送検容疑は、昨年、札幌市で違法薬物と認識し大麻とみられるものを譲り受けた疑い。道警は元巡査の逮捕容疑を明らかにしない理由を「逮捕前に退職していたため」と説明している。
3人は2022年4月に道警に採用され、道警警察学校初任科に入校。高卒者を対象とする長期課程を23年に卒業し、それぞれ異なる署に配属された。
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