長野県松本市の株式会社井上は24日、来年3月31日をもって松本駅前の「井上百貨店」の営業を終了し、山形村の「アイシティ21」に統合すると発表しました。

井上は、「建物が築45年経過する中、大規模な設備更新が必要な状況にあり、今後お客様に快適にお買い物を楽しんでいただくことが難しいと判断した」としています。

建物の今後の利活用については現時点で未定だということです。

井上は1885年（明治18）に呉服業として創業し、1979年に松本駅前に移転して「井上百貨店」として営業を続けてきました。

百貨店の機能は山形村の「アイシティ21」に統合し、「従来の枠組みや年齢層に捉われない新時代のショッピングセンターを目指していきたい」としています。

なお、松本市街地では、来年2月に「松本パルコ」も閉店する予定です。

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