自転車で横断中の男性を普通乗用車ではねてけがを負わせて逃げたとして、警視庁亀有署は23日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、東京都足立区千住東、職業不詳、杉本真容疑者(43)を逮捕した。「自転車とぶつかって事故を起こし、そのまま離れたことに間違いない」などと容疑を認めている。
逮捕容疑は22日午後2時半ごろ、葛飾区小菅の都道で普通乗用車を運転中、自転車に乗って横断している男性(29)をはねて全治3カ月の右頬骨折などの重傷を負わせたまま救護せず、逃走したとしている。
亀有署によると、杉本容疑者は事件直前、警察官に職務質問されそうになったところ逃走。約600メートル先の都道T字路交差点で、青信号で横断中の自転車をはねたという。杉本容疑者の車に同乗者はいなかった。同署は詳しい経緯を調べている。
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