岐阜県の高齢女性からウソの投資話を巡り現金３００万円をだまし取った疑いで、東京都の男が２５日に再逮捕されました。役割は「受け子」と見られています。男は松山市内の高齢者から現金８００万円をだまし取った特殊詐欺事件で逮捕されていて、警察は余罪があるとみて調べています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都江東区に住む建設作業員の男（４９）です。
警察の調べによりますと男は共謀者らと６月下旬、岐阜県内の７０代女性に証券会社の社員を名乗って「投資をする権利がある」などとウソを電話。権利をほかの人に譲ることを承諾されたあと、金融機関の職員を装って電話して「名義を譲ったら犯罪」と言いがかりをつけ、８月に現金３００万円を指定された住所に宅配便で送らせ、だましとった疑いがもたれています。
男は松山市内の高齢者から現金８００万円をだまし取った事件で逮捕されていて、警察が余罪の追及を追及していました。容疑の認否は明らかにされていません。
男はだまし取った現金を受け取る「受け子」で、闇バイトに申込み役割を担ったと見られます。
警察は余罪をさらに追及し、組織の役割の解明を進めています。
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