国内初の飲む中絶薬をめぐり、入院施設のない診療所での使用について、議論が専門部会に差し戻しされることになりました。

飲む中絶薬「メフィーゴパック」は現在、女性の中絶が確認されるまで入院できる医療機関で使用することとなっていますが、一定の安全性が確認されたことから、入院施設のない診療所でも使用できることが了承されていました。

しかし、25日の審議会で、日本産婦人科医会が「医療機関の講習受講を義務化すべきで体制整備に時間を要する」と慎重な姿勢を示したことから、異例とも言える専門部会への差し戻しが決まりました。

薬の安全性には問題はないということです。

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