副業をＳＮＳで探していた愛媛県新居浜市の女性が、副業サイトの関係者を名乗る男から「初期手続きに必要」などとウソを言われ、現金約５０万円をだまし取られました。警察は被害届を１９日に受け特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは新居浜市内に住む会社員の女性（３０代）です。
警察によりますと、女性は９月２日にスマートフォンで副業サイトの広告を発見。やりとりしたあと、このサイトの関係者を名乗る男から電話を受け、指示通りに金融機関の口座開設とセットでローンを申し込みました。
この２日後に５０万円の融資を受けたところ、「副業の初期手続きに振り込みが必要」とウソを言われ、ネットバンキングを使って現金約５０万円を指定された口座に振り込みだまし取られました。
女性は現金を振り込んだあと、口座のパスワードなどを教えるよう求められて不審に思い、警察に相談してだまされたことに気づきました。
警察は特殊詐欺事件として捜査。副業を口実にした詐欺の被害が多く発生していて、お金を稼ぐはずだったのに振り込みなどを要求された場合は、家族や警察などに相談するよう注意を呼びかけています。
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