9月18日、川根本町にある寸又峡・夢のつり橋付近で道路をふさぐ落石があり、つり橋を訪れていた観光客や付近で作業をしていた工事関係者など計33人が取り残された状態になっています。

警察などによるとケガをした人はいないということですが、川根本町提供の写真では落石防止用のネットごと道路まで落ち、幅およそ6メートルの道を大きな岩などが覆いつくしているのがわかります。

現場では午後4時現在、県の防災ヘリが取り残された人をひとりひとり吊り上げながら救助していて、近くにあるヘリポートまで運んでいます。

現場近くにある土産物店の店主は「50年以上、店をやっているがこんなことは初めて。自然のことだから受け入れるが、これから紅葉の時期を迎える中で観光客が減ってしまわないか懸念している」と驚きと落胆が隠せない様子でした。

警察によると日没の関係もある中で取り残された人の数が多いため、18日のうちに救助が完了するかはわからないということです。

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