吸引900回分のコカインを密輸した疑いなどでアメリカ国籍の男が逮捕されていたことがわかりました。
京都市下京区に住む調理師でアメリカ国籍のコキ・ケオネ・ミツマス容疑者(36)はことし2月、国際スピード郵便を使い、アメリカからコカイン27.25グラムを輸入した疑いが持たれています。
大阪税関から「コカインが入った荷物を見つけた」と通報があり、宛先がミツマス容疑者の京都市内の勤務先だったため、京都府警が捜査していました。
■インスタDMで密売人からコカイン購入 本の間に挟んで密輸
警察によるとミツマス容疑者はアメリカの密売人からインスタグラムのダイレクトメッセージを通じて購入していて、コカインを本の間に挟んで密輸していたということです。
■吸引900回分「自分で使用するために持っていました」
調べに対しミツマス容疑者は「自分で使用するために持っていました」と容疑を認めていましたが、押収したコカインの量が吸引900回分ほどにあたることから、警察が捜査したものの、営利性は認められなかったということです。
ミツマス容疑者は下京区内の自宅でコカインおよそ0・11グラムを所持したとしてすでに逮捕・起訴されています。
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