先月、福山市の自宅で2歳の長女に睡眠薬を飲ませて中毒状態にしたとして傷害の疑いで30歳の母親が13日朝、送検されました。

福山市坪生町の無職、西田美咲容疑者(30)は先月8日未明に、自宅で2歳の長女に睡眠薬を飲ませ、中毒状態にした疑いで13日朝送検されました。

長女は8時間にわたって意識がもうろうとなるなどの症状がありましたが、命に別条はありませんでした。
警察の取り調べに対して西田容疑者は容疑を認めています。

県こども家庭課によりますと、先月5日、市民から「睡眠薬を飲ませているのではないか」とこども家庭センターに通報があり、職員が事件当日の午前中に自宅を訪問した際、明け方に薬を飲ませたことを認めたということです。

センターの聞き取りに西田容疑者と夫は「娘が寝付かないので薬を飲ませた」と話し、西田容疑者自身が処方された睡眠薬1錠を4分の1ほどにして女の子に与えていたと説明しています。
警察は薬を飲ませた方法や薬の入手経路などを調べています。

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