2023年年12月、青森県内で、走行中の大型トラックのタイヤが外れ道路脇にいた男性に当たり死亡した事故で、国土交通省は事故を起こした運送会社の車両2台を10日間の使用停止処分としました。

処分を受けたのは、青森県に本社がある運送会社「盛運輸」の岩手県矢巾町にある岩手営業所です。

国土交通省東北運輸局によりますと、2023年12月、青森県内の八戸自動車道で盛運輸岩手営業所の大型トラックが走行中、タイヤ2本が外れ、道路脇で工事をしていた男性作業員に衝突し死亡しています。

運輸局では、事故のあと監査を行い4月15日付けで、4月22日から5月1日までの10日間、盛運輸岩手営業所の車両2台の使用停止処分を出しました。
このほか整備管理者の解任命令や文書警告の行政処分も行われています。

運輸局ではホイールナットの脱落が事故の主な原因だったと確認しているほか、使用車両の日常的な定期点検や運転者への指導・監督も不適切だったとしています。

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