JR貨物は、560以上の車両の組み立て作業でデータ改ざんなどの不正があったと発表しました。

不正があったのは、北海道、神奈川、広島の3つの車両所で、車輪と車軸でできる「輪軸」の組み立て作業の際にデータを差し替えるなどの改ざんが行われていました。

こうした不正は、機関車4両、貨物列車560両で行われ、緊急検査を終えるまで不正車両の運行を停止します。

この間、JR貨物は1割程度、輸送能力が低下する見通しです。

2024年7月24日にJR新山口駅で発生した貨物列車の脱線事故を受け、組み立て作業を確認する過程で、社員からの申告があり、不正が発覚したということです。

国土交通省は、11日にも各地の車両所に立ち入り調査を行い、事実関係の確認や不正の背景を調べる方針です。

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