オーストリア南部ペルチャッハで6日、ヨハネス・ブラームス国際コンクールのビオラ部門の決勝があり、笠井大暉さん(25)が1位、田畑音葉さん(24)が3位になった。バイオリン部門では東亮汰さん(25)が2位に輝いた。
笠井さんは「ここまで支えてくれた先生や家族、友達に感謝している」と笑顔で話した。5歳でバイオリンを始め、2022年にビオラに転向。「ビオラが一番魅力的な楽器」だと感じるようになった。演奏を聴く人に「感動できる音楽を届けたい」と語る。現在はスペイン・マドリードで腕を磨いており、欧州のオーケストラで首席ビオラ奏者として活躍するのが夢だという。(共同)
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