2024年1月に静岡県沼津市でゴミ当番の親子にトラックで衝突し死亡させ、そのまま逃走した男の初公判が9月5日に開かれ、男は起訴内容を否認しました。

起訴状などによりますと、沼津市の販売業の男(86)は2024年1月、沼津市松長の県道でゴミ当番をしていた親子2人にトラックの荷台の扉を衝突させ死亡させたにも関わらず、そのまま逃走した罪に問われています。

5日に開かれた初公判で男は「自分はぶつかっていないと思う」などと起訴内容を否認しました。

また「被害者は風で倒れたと思う」と述べ、弁護側も「衝突した事実はない」と全面的に争う姿勢を示しました。

一方、検察側は「扉が開いていたことに気付いていて被害者に衝突した可能性を認識していた」と主張しています。

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