宝塚歌劇団の劇団員が急死した問題で、歌劇団が労働基準監督署から是正勧告を受けたことが分かりました。
■劇団員死亡 劇団は遺族に謝罪
去年9月、兵庫県宝塚市で宝塚歌劇団・宙組に所属する劇団員の女性(当時25)が死亡しているのが見つかりました。
歌劇団は過密なスケジュールやパワハラなどで、劇団員に心理的負担がかかっていた可能性は否定できないとことし3月、遺族に謝罪しました。
■労基署が複数回 歌劇団に立ち入り調査
この問題を受け、西宮労働基準監督署は去年10月以降から複数回にわたり歌劇団に立ち入り調査を行っていました。
調査の結果、歌劇団は5日付けで労働基準法に基づく是正勧告を受けたということで、内容については「今後説明する場を設けたい」とした上で、「是正勧告を重く受け止め、改革に向けた取り組みを続ける」とコメントしました。
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