二所ノ関親方(右)と大の里=2023年12月、東京・両国国技館

日本相撲協会は22日、幕内大の里(23)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が昨年9月に20歳未満の幕下以下力士と茨城県阿見町の部屋で飲酒したとして、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)とともに厳重注意したと発表した。

協会は4月中旬から本人と二所ノ関親方に聞き取り調査を実施。大の里は幕下以下の力士が20歳未満であることを知りながら飲酒しており、勝ノ浦コンプライアンス部長(元幕内起利錦)から厳重注意を受けた。

大の里は日体大時代に2年連続アマチュア横綱に輝き、昨年夏場所で幕下10枚目格付け出しデビュー。今年1月の初場所の新入幕から2場所続けて優勝争いに加わる大活躍で将来が期待され、夏場所(5月12日初日・両国国技館)では新三役昇進が確実となっている。

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