皇室への献上を名目に農産物を騙し取るなどした男に懲役3年、執行猶予5年の判決が言い渡された。

判決によると、農業園芸コンサルタントの加藤正夫被告は、2022年、皇室への献上品を名目に福島市の農家からモモを騙し取るなどした。

9月5日の判決公判で福島地方裁判所の島田環裁判長は、「献上品を選定・推薦する権限を付与された事はない」と指摘。その上で「周到に準備された計画的で悪質な犯行で、真摯な反省の態度もみてとれない」などとして、加藤被告に懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。

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