生命保険の解約金などを狙った詐欺被害を防ぐため、警察と生命保険協会が合同で注意を呼びかけました。

2024年に入り、沖縄県内では特殊詐欺の被害や不審な電話やメールについての相談が相次いでいることから、9月4日に警察官と生命保険協会の職員らが詐欺被害への注意を呼びかけるチラシを配りました。生命保険を巡っては、電話口で言葉巧みに保険を解約させ、その解約金をだまし取る手口が横行しているということです。

▽沖縄県警本部生活安全企画課 金城吉恭課長補佐:
「知らない人からお金の話が出た場合は詐欺を疑い、安易にお金を振り込んだりしないように、必ず家族と相談しながら詐欺に騙されないように気をつけてください」

県警によりますと、県内では2024年1月から先月末までに、警察官をかたる手口やSNSで投資を持ちかけられる被害が59件発生し、被害額は合わせて9400万円にのぼっています。警察は不審な電話がかかってきた時には近くの警察署に相談するよう呼びかけています。

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