アスファルトがひび割れ、大きくくの字に陥没した道路。

中央分離帯を挟み、4車線にわたって道路がめり込んでしまっています。

道路の陥没が起きたのは、千葉・市原市を通る国道16号線です。

この影響で、4日午後4時50分現在も上下線ともに通行止めとなっています。

午前9時過ぎ、市原市白金町を通る国道16号線で道路が陥没していると110番通報がありました。

4車線にわたって複数の亀裂が広がり、アスファルトがへこむほどの大きな力が加わったことが分かります。

この陥没による事故やけが人はいません。

陥没した道路の周囲には、ある異変が起きていました。

現場周辺の地図を見てみると、国道16号と交差するように水路があるのが分かります。

今回、陥没した部分はこの水路と重なります。

通行人は「雨スゴかったらしいです。雨も(道路が)冠水しちゃってスゴかったらしい」と話します。

3日、市原市を襲ったゲリラ雷雨。

車道の前方では、道路の冠水により進めなくなったのか、車がハザードランプをつけ止まっていました。

市原市では3日、午前7時までの1時間に85mmの猛烈な雨を観測。

3時間の雨量は125mmとなり、市内は一時避難指示が出ていました。

国道事務所は、今回の陥没が大雨の影響によるものとみて調べています。

現在も現場を中心に、1kmの範囲で通行止めとなっています。

通行人:
1時間ぐらいノロノロ運転。

復旧の見通しは立っていないということです。

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