福島県南相馬市で、9月2日に提供された給食の一部に洗剤が混入していたことが明らかになった。
混入が発覚したのは南相馬市鹿島区にある幼稚園と2つの小学校、そして中学校のあわせて4つの教育施設で、約700人の子どもが食べてしまったが、今のところ体調不良を訴えている子どもはいないという。
南相馬市教育委員会によると、9月2日に鹿島区の給食センターで「いんげんのきなこあえ」を調理していたところ、消毒用のアルコールのボトルに洗剤が混入していた。
このボトルを用いて、調理員の手や調理器具に複数回スプレーしてしまったという。
調理後に、アルコールと洗剤のボトルの数が合わないことに気づいて調べたところ、洗剤を誤ってアルコールのボトルに詰め替えてしまったことが発覚したということで、南相馬市教育委員会が当時の状況や詳しい原因を調べている。
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