東海道新幹線のダイヤが4日ぶりに正常化し、利用客が行き交うJR名古屋駅の改札口=2日午前7時35分

 台風10号や大雨の影響でダイヤの混乱が続いていた東海道新幹線は2日、始発から東京―新大阪の全線で通常運行を再開した。8月29日夜に全線で運転を取りやめ、その後は一部区間が計画運休になるなどしていた。山陽新幹線も通常運行となり、東京―博多間の直通運転が再開。4日ぶりにダイヤが正常化した。

 東海道新幹線は29日夜に静岡県の大雨により全線で運転を取りやめ、三島―名古屋間は30日から9月1日まで計画運休した。他の区間でも運休や運転の一時見合わせ、本数を減らしての運行が相次いだ。

東海道新幹線の運転再開の見込みを知らせる掲示板=1日夕、JR浜松駅

 三島―名古屋間は1日も終日運転見合わせの予定だったが、安全を確認できたとして、東京―新大阪間の全線で午後6時ごろに再開。午後8時半ごろまで、本数を減らした臨時列車が運行した。

 山陽新幹線も8月29日夜と30日終日は広島―博多間が運休し、31日からは全線で本数を減らすなど、ダイヤの乱れが続いていた。(共同)

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