栃木・那須町で、男女2人の焼けた遺体が見つかった事件で、逮捕された男はガソリンと携行缶に加え、粘着テープも購入していたことが新たにわかった。

平山綾拳容疑者(25)は16日未明、那須町の河川敷で宝島龍太郎さんと女性の遺体に火をつけて、損壊させた疑いで送検された。

その後の調べで、平山容疑者は、犯行に使われたとみられるガソリンと携行缶に加えて、粘着テープも購入していたことが新たにわかった。

平山容疑者は「指示を受けて買った」と話す一方で、「那須の現場には行っていない」と話しているという。

一方、警視庁のその後の調べで、被害者の宝島さんは15日夜、東京・上野で男とレンタカーに乗ったあと、品川区東品川で車から降り、複数の人物と一緒に歩いたあと、車に戻る様子が確認されたという。

警視庁は、事件に関与した複数の人物の割り出しを急いでいる。

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