８月２８日夕方、岩手県北上市付近では１時間に約１１０ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。
県内はこれまでの雨により交通への影響が続いています。
レーダーによる解析で、２８日、北上市付近では午後６時までの１時間に約１１０ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとして、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
福永一茂アナウンサー
「北上駅付近のアンダーパスです。大雨の影響で道路は冠水。上からは全く路面の状況が確認できないほどになっています」
車が通るたびに水しぶきがあがる道路。北上市などによりますと、この大雨の影響で市内では床上・床下浸水が合わせて３棟で確認されたほか、冠水により４カ所で道路の通行止めが発生しました。（２９日午前６時時点）
２９日午前１１時半現在は水が引いて全て解消されています。
また、２８日は一関市祭畤で１時間に５５．ミリ、遠野で５３．５ミリの非常に激しい雨が降りました。
これまでの大雨により交通への影響が続いています。
釜石道では、遠野市綾織町で土砂が流出したため宮守インターチェンジから遠野インターチェンジの上り線で通行止めになっています。
ＪＲ山田線は盛岡～宮古間で、運転見合わせとなっています。
県内は２９日も雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に注意・警戒が必要です。
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