29日午前、鹿児島県に発表されていた特別警報が警報、注意報に切り替わりました。

これまでに鹿児島県では1人が行方不明、16人が重軽傷の被害が出ています。

29日午前、暴風・波浪特別警報が暴風・波浪警報に、高潮特別警報が高潮注意報に切り替わりました。

各地で倒木や被害が相次いでいるほか、これまでに1人が行方不明、突風にあおられ転倒するなどし16人が重軽傷となっています。

これまでに鹿児島県内では枕崎市で51.5メートル、種子島で42.1メートル、鹿児島市で38.8メートルの最大瞬間風速を観測しています。

さらに大雨となっている場所もあり、肝付町で507.5mmと8月の観測史上1位の大雨となりました。

台風の通過に伴い、屋久島と薩摩地方では線状降水帯も発生しました。

また、線状降水帯が発生した大分県では、雨漏りの修理をしていた男性が屋根から転落して病院に運ばれたほか、由布市と宇佐市のいずれも一部地域に緊急安全確保が出されています。

一方、愛知・蒲郡市では土砂崩れで5人が巻き込まれ、2人が救助されましたが、3人が死亡しました。

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